要注意!冬の3大補聴器トラブル

今年の夏は猛暑が続き、補聴器の不調を感じる方も多かったのではないでしょうか?

暑さも落ち着いたから一安心!と思いきや、冬は冬ならではの補聴器トラブルが…。

そこで、今回はこれから時期多くなる補聴器の3大トラブルをご紹介!

 

★「電池の減りが異常なくらい早い!」

この時期、特に相談が多いのが電池寿命の短さです。

普段1週間持っていた電池が、冬になると3~4日で切れてしまうのも珍しくありません。

 補聴器自体の故障も考えられますが、その他に原因として考えられるのが

「寒さ」「乾燥」「二酸化炭素」の影響です。

補聴器の電池は性質状、上記3つの影響を受けて消耗が早くなってしまいます。

たしかに、冬は寒い&乾燥するのはもちろん、石油ストーブ等を使用することで二酸化炭素が増加しますよね。

少しでも電池の持ちを維持したい方はこちらをチェック!

 

 

★『新しい電池を入れたのに、電池切れの警告音がする!』

次にご紹介するのは、新品の電池を入れたのにすぐに警告音が鳴ってしまう症状です。

これにも寒さが大きく影響し、電池表面が冷えると発電に時間がかかり、電力が不安定な状態になります。

電池を手で握り少し温めてあげると改善することが多いので、ぜひお試しください!

 

 

★『クリーニングしたばかりなのに、音が出なくなった!』

 耳かけ型補聴器を使用されている方で、多いのがこちらの症状。

掃除したばかりなのにどうして?と思われますが、この原因で多いのがチューブ内の結露です。

暖かい室内と外の温度差により、チューブ内に水滴が発生してしやすくなります。

水が溜まると音を妨げてしまうため、突然聞こえが悪くなってしまうのです。

このような場合は、チューブを補聴器から外してエアブロアー等で水滴を飛ばせば改善が見られます。

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今回、代表的な冬の補聴器トラブルを3つご紹介しましたが、

調子が悪い原因はこれだけではありません。

補聴器の点検・クリーニングと併せて、これらの対策等もご説明しますので、

少しでも異常がある際は、お気軽にご相談ください。

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