一雨ごとに気温も下がり、秋も深まってきました。
秋といえばスポーツの秋、食欲の秋などと言われています。
(私は毎年食欲ばかり増しているような気もしますが)
今日はそちらではなく「読書の秋」を楽しもうというお話です。
せっかくなので聞こえに関する書籍をいくつか紹介します。
まずはこちら。「聴導犬こんちゃんがくれた勇気 難病のパートナーを支えて」高橋うらら著
飼い主の動物アレルギーが原因で動物愛護施設に保護されたこんちゃん。
聴導犬としての才能を見出され、聴導犬として新たな飼い主と生活していきます。
聴導犬というまだまだ日本で普及していない補助犬について
よく知るために良い本だと思います。
児童向けなのでお子様とご一緒にどうぞ。
続いてはこちらです。「虹を見上げて (Sanctuary books)」甲地由美恵著
2歳で聴覚を失い、聴覚障害を持ちながらプロのボディボーダーとして
活躍した著者のライフストーリーエッセイです。
自らの生き方を定め、力強く生きていく著者の言葉には感動を覚えます。
秋の夜長のお供にいかがでしょうか。
皆さん、“補聴器”と聞くとどんなイメージをお持ちですか?
「音を大きくするだけじゃないの?」と思ったら大間違い!
最近の補聴器は音を大きくするだけでなく、より良い聞こえをサポートするための
様々な機能が搭載されています。
今回は“騒がしい環境での機能”にスポットを当てて簡単にご紹介します。
周りが騒がしくても快適に聞こえる!?「騒音抑制」と「指向性」
まず始めに、電車や車の走行音やエアコンのファンの音など、一定の大きさの音が連続している騒音を「定常騒音」と言われています。
定常騒音の環境だと、聞こえに問題がない方でも聞き取りにくい時ってありますよね。
難聴の方の場合、会話が雑音に邪魔されて、より聞こえにくさを感じています。
そんな時に役立つのが、「騒音抑制機能」。
補聴器が入ってくる音を“人の声”と“それ以外の音”に分けて瞬時に認識。
雑音のみを低減し、快適に聞こえるようにしてくれます。
また、レストランやショッピングセンター等のような、周りの会話音や雑音でガヤガヤした場所での場合、また違った機能が聞こえをサポートしてくれます。
それが、特定方向(主に前方)以外の音を自動で抑えてくれる「指向性」と言われる機能です。
騒がしい場所でも周りの環境音を抑えることで、スムーズな会話を実現してくれます。
指向性と無指向性(全方向から音を拾う状態)はボタン一つで切替ることが出来ますが、
近年だと騒がしい場所では自動で指向性に切り替わったり、雑音を追従して特定の場所の音を抑えたりと、より重宝する機能に進化しています。
小さい補聴器の中には高度な技術が沢山詰まっています。
今後も補聴器の機能を紹介していきますので、次回もお楽しみに!
※これらの機能の有無はモデルによって異なります。また、効果も個人によって異なります。
※メーカーによって名称は異なります。
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