2月25日夕方5時からTUYで放送のどよーびぽんちにて当社が紹介されます!
渡部 有アナウンサーが一日社員となり、耳が遠くなった方に補聴器をお作りするまでの過程や最新のAI補聴器の紹介をして頂きました。皆様是非ご覧ください。
まだまだ寒い日が続きますが、耳かけ型補聴器をお使いの方から、急に補聴器が聞こえなくなったという相談をよくいただきます。
新しい電池を入れたばかりなのに聞こえなくなった場合、多くの原因は「補聴器のチューブ内の結露」が考えられます。
写真:本体と耳せんの間のチューブに結露が発生した耳かけ型補聴器
お部屋の暖房や体温によって補聴器チューブ内の空気が温められ、外気との温度差が生じると結露が発生します。
体温が高かったり、温度差のあるお部屋を行き来したり、イヤモールドや耳栓の密閉度が高いほど結露が起きやすくなります。
その結果、チューブ内に溜まった水滴が音を遮断してしまうことで、聞こえにくくなったり、音が出なくなってしまうのです。
結露を起こしてしまった場合、乾燥ケースに入れ水滴を除去することで改善もできますが、ティッシュをこよりにしてチューブ内に入れ、水滴を吸い取ることで簡単に除去することができます。また、チューブに息を吹きかけ水分を飛ばすことも有効です。
店内では結露対策として水滴が溜まりにくいチューブへの交換も致しております。
冬場の使用でお困りの方は、お気軽に近くの店舗までご相談ください。
補聴器のカタログを見ると IP〇〇 という数字が書かれていることがあります。
これは防水と防塵性能を表しているものでIPというのは International Protection の略でその後に続く一つ目の数字が防塵の性能を示し、二つ目の数字が防水性能を示しています。
現在は IP68 と記載されている補聴器が増えてきています。防水等級8でも完全防水という訳ではありませんし、パッキン等の経年劣化で防水性能が低下する可能性もあるため過信は禁物ですが、等級が高いほど補聴器の故障原因である汚れや水分の影響を受けにくいため補聴器を選ぶ際の一つの指針としてみても良いかもしれません。