広がる聞こえを助ける輪

9月18日は敬老の日でした。当店にもこの時期ご家族連れでのご来店が多くあり、おじいちゃん・おばあちゃんに補聴器を購入したい、といったご相談が増える時期です。


そんな中で「補聴器を購入するときに(国や自治体から)補助や助成はないの?」というご質問を頂きます。


今まで国内では長年、公的な補聴器の補助は聴覚の身体障がい者に該当される方への補装具費支給事業のみでした。


しかし、近年高齢者の生活支援や健康増進ということで、補聴器購入の助成事業を行う自治体が出てきました。これは難聴でお困りの皆さんや、難聴対策推進議員連盟と呼ばれる難聴対策をより進めるための国会議員連盟、耳鼻咽喉科医の団体、補聴器に関わる団体などが国や自治体に支援を訴え続けた結果です。

 


最近では東京都内、首都圏では多くの自治体が助成事業を本格的に始動し、少しずつ地方にもその輪が広がっています。例えば山形県山形市の「聴こえくっきり事業」や福島県白河市の「高齢者いきいき応援事業」などです。


まだまだすべての自治体で行われておらず、助成を受ける場合も必要条件などが決められており、すべての方に助成がいきわたる状況ではありませんが、いつか聞こえにお困りの方すべてにこうした支援の輪が広がるといいですね。

電池接触部のサビ、見逃してませんか?

9月に入りましたが、まだまだ残暑が続きますね。
 例年、この時期は補聴器の故障が多いのですが、今年は猛暑の影響もあり、通常より修理でお預かりする頻度が多く感じます。
 

 夏場の補聴器お手入れ方法についてご案内しておりますが、今回はその中でも見逃しやすいポイントをご紹介したいと思います。

 汗をかいた際に補聴器本体の水分は拭き取って、乾燥ケースに保管いただく方は多いと思いますが、電池に付着した汗に気づかずそのままにしていませんか?
 

 実は電池も汗の影響でサビてしまい、それに気づかず使用してしまうことが多いのです。

そのまま使用すると補聴器本体にもサビの影響が…

できるだけ補聴器本体のサビ、故障を防ぐため、汗が付着している時は十分に拭き取っていただき、電池接触部分や電池室も綿棒等を使いお手入れしていただくことでサビが広がるのを防ぐことができます。

先ほどの補聴器もサビや汚れを除去するとこんなにキレイになります。

ご自身でお手入れが難しい場合は店舗でクリーニング致しますので、お気軽にご相談ください。

耳に良い食材や調理方法について(まとめ)

8月も終わりを迎え、もうすぐ9月になりますが、残暑厳しい今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回はこれまでにご紹介しました耳に良い食材達と調理方法をまとめてご紹介します。
(料理名をクリックする事で各ページに飛ぶ事が出来ます。)

<亜鉛>
不足すると聴力に影響を及ぼすと言われています。
あさりなどの貝類や豚肉などに多く含まれています。

<葉酸>
耳鳴りの原因にある耳の血流改善に効果的と言われています。
海藻類や、ほうれん草・ゴーヤなどに多く含まれます。

1. ほうれん草と豚肉の卵炒め(亜鉛と葉酸を一緒に摂取)
2. 豚の角煮(夏バテ防止+亜鉛を摂取)
3. ゴーヤのから揚げ(耳の血流改善)
4. アサリとほうれん草の和風スパゲティ(亜鉛と葉酸を一緒に摂取)
5. ピーマンの肉詰め(亜鉛をしっかり摂取)

どの料理も比較的簡単に作る事が出来ます。
これを機会に皆さんも是非作ってみてはいかがでしょうか。
皆様のお役に立てれば幸いです。

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