3月3日は桃の節句ですが、「耳の日」でもあります。
この時期は補聴器にも関心が集まりやすい時期でもあります。
先日「ツイッター」でこんな記事がありました。
補聴器は医療機器です。「薬機法」と呼ばれる法律に基づいて製造され、
管理されています。すべての補聴器には1台ずつ製造番号が
割り当てられているわけですね。もし街中で補聴器が落ちていたら、
補聴器販売店や警察に届けてあげてください。
ちなみに下の写真は耳穴型補聴器の見本です。
写真のように製造番号が刻印されています。メーカーによっては
機種番号やご使用者の名前まで刻印されているものもあります。
補聴器は使用者の聞こえに合わせて細かく音を調整ができます。
ですので、他の方がもし使用しても音が合いません。
まさに自分の補聴器は世界に1台、大事に使いたいですね。
前回、騒がしい場所で重宝する機能をご説明しましたが、今回は“より言葉を聞き取りやすくする”機能をご紹介します。
前回の機能紹介はこちら
はじめに皆さん、難聴は『大きい声で話せばハッキリ聞こえるようになる』なんてイメージありませんか?
もちろん、大きい音を出せばハッキリ聞こえる方もいますが
加齢性難聴などの場合、小さい音はもちろん、大きな音でも「ハッキリ聞こえない」と感じる方も実は多くいらっしゃるのです…
原因の1つは、お耳の中の「有毛細胞」と呼ばれる細胞が、年齢と共に減少によるもの。
有毛細胞は音を受け取って脳に伝える細胞で、減少してしまうと「音は聞こえるけど、ハッキリ聞こえない」状態となってしまいます。
そんなときに役立つのが「音声強調(SSS)」
本来の音の波長をより強調させる機能で、音声の特徴を際立たせて言葉をより聞き取りやすくしてくれます。
イメージとしてはこのような感じ!
音にメリハリが出るため、「機能を入れる前と比較してハッキリと聞こえやすくなった」
と喜ばれる方も数多くいらっしゃいます。
その他、補聴器には聞こえにくさを感じる方を、サポートをする機能が盛りだくさん!
これからもドンドン紹介していきますので、次回もお楽しみに♪
※効果は個人差があります。
※メーカー、機種によって名称は異なります。