補聴器にはいろいろなカタチがあります。
使用する方によってお勧めのものは違いますが、それぞれのカタチによって特徴も違いますのでまとめてみました。
〇耳かけ型補聴器
メリット
・耳の閉鎖感が少ないので、補聴器を使用した時の自分の声が響きにくい。
・カラーバリエーションが豊富。
・ハウリングが起こりにくい。
・ブルートゥース機能がついているものも多く、スマホとの連動ができる。
デメリット
・本体が耳の裏側にくるので、多少目立ちやすい。
・マスクや眼鏡の邪魔になりやすい。
・電話での通話の際に受話器の当て方が難しい。
〇耳あな型補聴器
メリット
・装用した時に目立ちにくい。
・マスクや眼鏡の邪魔にならない。
・外耳本来の集音効果を利用できる。
・電話の受話器が当てやすい。
デメリット
・小さいので取り扱いに不安を感じる方もいる。
・人によっては音がこもって聞こえてしまうことがある。
・電池式の機種が多く、約1週間ごとに電池の交換が必要。
〇ポケット型補聴器
メリット
・本体が大きいので操作が簡単
・比較的安価に購入できる。
・一般的な単4電池を使用できる。
デメリット
・細かい調整ができない。
・補聴器本体からイヤホンコードがつながっているため邪魔になりやすい。
・大きく目立ちやすい。
このように、補聴器のカタチの特徴をまとめましたが、使用される方の聴力によっても合いやすい製品が変わってきますので、ぜひお店にお立ち寄りいただき、お気軽にご相談くださいませ。
補聴器を購入して、だいぶ音にも慣れてきた!
だけど、ときどき(特定の場面で)聞こえにくいことがある…
今回は、そんなときに補聴器と一緒に使えるものをご紹介します。
聞こえにくさがある方との会話で思い浮かぶのが「筆談」です。
当店ではこのようなメモパッドと呼ばれるものを置いています。
ボタン1つで文字の記入と削除ができるため、何度でも使用可能です。
軽くて形状もスリムなので持ち運びも楽ですし、
インクが切れてしまったという心配もありません。
その他にも「マイクで集めた音を直接補聴器に届ける機器」があります。
補聴器に音声を受信する機能がついていれば、ワイヤレスマイクで拾った音が直接補聴器に届きます。
<ロジャーテーブルマイク>
騒がしい環境や話し手との距離が離れているとき、複数人の話し手がいる会議などのときは、
補聴器だけの時よりも聞き取りやすくなるかもしれません。
お試しなどお気軽にご相談ください!