馬の耳
10月に入り、次第に秋めいてきました。
『天高く馬肥ゆる秋』なんてことわざもあり、おいしい食べ物が増えてくる季節ですね。
さて、馬のことわざで有名なものといえば、『馬の耳に念仏』なんてものもございます。
馬にありがたい念仏を聞かせても無意味だ、ということわざです。
実際、馬に念仏は聞こえているのでしょうか?
馬の耳はくるくると自由自在に動きます。
これにより、あらゆる方向の音を聞くことが出来ます。
また、高い音の聞こえについては、人間が聞くことのできる限界は20キロヘルツですが、
馬は30キロヘルツの音まで聞くことが出来るようです。
しかし、低い音に関しては、人間よりも劣るようです。
ことわざの通り、念仏もしっかりとは聞こえていないのかもしれません。
全部の音が良く聞こえるなんて上手い話はない、という事でしょうか。
ウマだけに。
ウマだけに。