耳あな型補聴器について

補聴器は大きく分けると、耳あな型・耳かけ型・ポケット型の3タイプがあります。

今回は、「耳あな型」の特徴をご紹介したいと思います。

 

耳あな型も形状により3つのタイプに分かれています。一般的にオーダーメイドとなります。

ITE(フルサイズ) ↓

  • 重度難聴まで対応(耳のくぼみいっぱいに補聴器が入るので、ある程度目立ちます。耳かけ型が何らかの理由で使いづらい人向けです)

HI-G7   HI-G7M_volume

ITC(カナル) 

  • 高度難聴まで対応(ITEよりも小さくあまり目立ちません。高度難聴まで比較的広い範囲で使えます)

HI-C2 HI-C2_

CIC ↓

  • 軽度・中等度難聴まで対応(耳の穴に補聴器がすっぽり入るので、ほとんど目立ちません。ただし、もっとも小さな電池が使われる為、電池寿命が短く、電池交換頻度も高くなります)

HI-C1   HI-C1CX

耳あな型の一番の特徴は目立たないことです。正面や後ろからはほとんど見えません。

自然な(耳の)位置で音を聞けるので、方向感など耳本来が持つ機能を利用できます。

 

【耳あな型が向いている人】

・補聴器が目立つのが嫌な人

・汗をかくスポーツをする人

※ただしサッカー等頭にボールが当たるスポーツには不向きです

・メガネやマスクを頻繁につけ外しする人

 

【耳あな型が向いてない人】

・手先が動かしにくい人

・耳垢がやわらかく、耳の中が湿っている人

・自分の声の「こもり」が気になってしまう人

 

※お耳の中の状態によっては、オーダーメイドをお作りできない場合もありますので、まずは耳鼻咽喉科専門医の診察をお勧めいたします。

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