対面での会話は聞き取れるのに、電話だと相手の声が聞き取れない…
そんな経験はありませんか?
通常の会話と違い、電話越しでは相手の顔が見えない上、電波状況や周囲の雑音、通話相手の声量など様々な要因が関係してきます。
また、お耳に届く音域も会話時より狭くなるため、聞き違いをしてしまったり、何度も聞き返したりすることが増えてしまいます。
今回は聞き取りにくい電話の音声を聞き取りやすくする方法をいくつかご紹介したいと思います。
●受話音量増幅器 ⇧
固定電話の場合に限りますが、受話器の耳当て部分に取り付けるタイプ、電話機本体と受話器の間に接続するタイプがあります。
通常、電話機本体にも受話音量を変更できる機能がありますが、それでも音が小さく聞きにくい時には、比較的簡単に通話音量を大きくすることができます。
●難聴者・高齢者用電話機 ⇧
一般の電話機より音量増幅が可能で受話音程も調整できる電話機です。
電話機本体の交換が必要ですが、ボタン操作もしやすい設計で、固定電話が聞きにくいという方には有効な手段となります。
●補聴器の使用 ⇧
そもそも難聴が原因で電話が聞こえにくい場合、補聴器の使用をおすすめします。
補聴器は使う方の聞こえに合わせて細かく調整できるため、聞こえにくい音をしっかりと補うことができます。
補聴器の種類は様々な形状がありますが、中でも耳あな型補聴器の方が受話器を直接当てることができ、よりスムーズな通話が可能となります。
また、近年では携帯電話と無線接続ができる補聴器も増えたため、補聴器を使用することで携帯電話を手に持たずとも両耳で通話を楽しむ…なんていうこともできるようになりました。
今回ご紹介した方法や補聴器の相談はもちろん、聞こえに関するちょっとしたご相談も当社へおまかせください。