急に補聴器が聞こえなくなった時の対処法

補聴器を使っていて、

『今まで普通に音が出ていたのに、急に聞こえなくなった』という経験ありませんか?

突然聞こえなくなると、普段の会話や日常生活をどうしよう…など、とにかく不安に感じますよね。

そんな不安を解消するため、今回は簡単に出来る3つの対処法をご紹介。

もしものときは、ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

1.困ったときはまず電池を交換!

補聴器の音が突然出なくなった際は、まずは新品の電池に交換しましょう!

新しい電池を入れたつもりが、

・誤って使い古した電池を入れてしまった。

・入れ替え後、電源を入れっぱなしにして知らぬ間に消耗してしまった。

等、電池が原因のケースは決して珍しくありません。

このような場合、電池を変えるだけですぐに改善しますので、

はじめに電池交換をお試しください。

※シールを剥がしたばかりの電池は正常に動かないこともあるので、電池を10~15秒程度手で握り、少し温めてからご使用ください。

 

電池チェッカーがあれば、一目で電池残量を確認できます。

各店舗で販売しておりますので、店舗スタッフまでお問合せください。

 

  • 簡単メンテナンスで汚れ詰まり解消!

電池を交換しても聞こえない場合、汚れ詰まりが原因かもしれません。

特に耳穴型の補聴器の場合、直接耳の中に入れるため、音が出る部分に耳垢や皮脂等の汚れが付着してしまいます。

完全に詰まると音が出なくなるので、そのときは簡単メンテナンスで汚れを落としてあげましょう。

耳穴型の簡単メンテナンスはこちらをチェック!

 

  • 乾燥ケースで補聴器の湿気を除去!

暖かくなるこれからの時期に多くなるのが、汗等の水分が補聴器内に入ってしまう“湿気トラブル”。

補聴器は精密機械のため湿気に弱く、突然音が出なくなるのはもちろん、そのままにすると出力低下等の故障にも繋がってしまいます。

そうなる前に、日頃から乾燥ケースに入れてしっかり乾燥させましょう!

使い方はご使用の補聴器をケースに入れておくだけ。

内部の水分が抜け、聞こえが改善されるかもしれませんよ。

最新のタイプだと、乾燥と併用して除菌もしてくれるので要注目です!

おすすめの乾燥ケースはこちら

※補聴器の電池は乾燥に弱いため、本体をケースに入れる際は電池を必ず外し、別の場所で保管してください。

 

今回3つの対処法を紹介しましたが、いかがでしょうか。

しかし、これはあくまで緊急的なもの。

根本的な改善ではないため「またすぐに聞こえなくなった」「実は故障が原因だった」なんてことも、もちろん考えられます。

 

そうならないよう、当店では3ヶ月に1度の定期メンテナンスをおすすめしています。

部品交換はもちろん、音の調整や補聴効果の測定、生活習慣のアドバイスまでしっかりとご提案させていただきます。

良い聞こえは日ごろのお手入れから!

どんな些細なことでも異変を感じたら、ぜひ一度ご相談ください。

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